偶然朝日新聞のホームページに中国人の大学生姉妹の在留特別許可についての記事を読んだ。記事から見る限り、親が入国の時に史料を偽って、子供をつれてきたようだ。失格になったとき、末子はまだ七歳だったので、中国に退去されたが、長女と次女は日本で育ったし、もう高校生だったので、暫くの間日本に残してもいいという許可を貰った。今のニュースは、ちゃんとした在留資格を貰ったことだそうだ。
私が賛成して思うのは言うまでもないだろう。この姉妹がわざと入国法に違反したわけではないし、日本は母国のような存在になったようだから、法律を柔軟にさせたほうだ人道的だと思う。だが、最近のフィリピン人のケースはより難しかった。日本生まれの子は、親に外国退去命令が出た時に、まだ13歳だった。(確か。中学生だった。)もう日本育ちだから、フィリピンに送ったら酷い。そして、本人が何も悪くしなかった。日本生まれだから、ただ生まれた国で大きくなった。だが、親なしに生活するのは難しい。一方、親が明らかに法律に違反したので、特別許可を与えることも良くないだろう。日本に不法入国したら、子供を生んだらいいとのメッセージになってしまうからだ。(まぁ、少子化はそんなに酷い問題でれば、このメッセージを放ってもいいかもしれないが。)フィリピン人のケースで私は裁判官ではなかったのは嬉しいことだ。
両方を見たら、日本の入国管理局にはちょっと柔軟な態度が付いてきたようだ。それはいいことだ。ルールは、いつも端に現実と公平にズレることがあるので、公平と人道と慈悲を考えながらそういう珍しいケースを決めるべきだ。