出世する為の道を如何に増やしても一つにも向いていない人がいると思われる。だから、機会均等を保つために、無作為な出世を設けるべきだと思う。
一番簡単な実現は、毎年住民の数人を無作為で選択して、終身の年金を与えることだ。出世に当たるために、年額を500万円以上にするべきだろう。
犯罪を犯した人が数年間対象から排除されるべきだろうが、何かをすることによる受取る権利を得れば、その何かはできない人がいるので、そうしない方がいいだろう。
ちょっと調整することは、当たれば500万円の年収が保証されることだろう。だから、年収はもう500万円を超えたら、何も利益はない。一方、仕事を止めたら、500万円を得るので、自由が得られる。
当たる確率は宝くじより低いだろうが、毎年一人だったら、平均寿命の半分ぐらいの人数になるので、40人ぐらいに上る。それは、合計4億円の予算だ。だから、毎年10人にしてもいいだろう。国の予算がそれほどの福祉を支えられるからだ。日本での確率は、1000万分の一になるが、それでも希望になれるのではないか。
重要なのは、犯罪を避けることのみは必要であることだ。社会の構成に違反しない限り、この道で出世できる。病気で体を動かせなくても、可能だ。もちろん、これは唯一の出世の道だったら、足りない。ただし、複数の道を設けたら、この一本を加えれば、まだ網羅されていない人もカバーされるので、最後の補完として制度を完成させる。