今回お参りしたら、境内の風景がちょっと変わった。なぜなら、境内から東京スカイツリーが見えるからだ。まだ新しい風景だが、時が経ったら、東京タワーのように東京を象徴するようになるだろう。
私は、学者で作者の菅原道真に親しみを感じるが、亀戸天神社にあまりお参りしない。東京の反対側で遠いし、結婚式などで縁があるのは湯島天神だからだ。でも、亀が棲む池や太鼓橋、藤棚などの境内は気に入った。周りには高層ビルや東京スカイツリーがあるとしても、ちょっと都会から離れた気分になる。しかし、社殿は鉄筋コンクリートで、中に入ったら雰囲気は病院のようだった。戦後になるべく早く復活しようとしたと思うので仕方がないが、ちょっと残念に思わざるを得ない。他方、現在の社殿が国宝などになる可能性は極めて低いと思うので、将来に再建するだろう。そうすれば、神社の雰囲気がよりよくなるのではないか。