昨日の夕方に中央大学で英語のロジックについての講義を行うことになった。最初の話し合いは先々週だったが、デモ講義の具体的な話が急に週末に浮上した。大学の方は進めたがるようだ。それに、月曜日に慶應義塾大学で講義を行うことは、前から入っていた。準備の時間には限度があった。
さらに対象になる学生を考えて、例文や問題はもちろん英語だったものの、講義の内容を日本語で説明するように指示された。合理的な話だったが、空いていた時間に適切な例文と日本語のスライドを用意することに精一杯だった。つまり、講義の原稿を作成することは出来なかった。
結局、スライドをメモとして、その場で日本語で論理学を演習した。
日本語は完璧ではなかったが、意味が伝わったようだ。学生が質問に応じて答えたし、答えも妥当だったことから推測すれば、少なくとも私の日本語が理解出来た方もいたと言えよう。
もちろん、日本語の上達のもう一つの節目だ。学生はどうだったか分からないが、私には達成感があった。
仕事の面でも上手くいったそうだ。これからの展開を期待してもいいだろう。