昨日、日本論理検定協会の一員として日本技術士会で英語のロジックのセミナーを行わせていただいた。セミナーの一週間前にもう定員になったが、当日に70人の定員数より多くの人が参加した。(追加の配布資料を75部を持っていたが、足りなかったので、70人以上がいたことは明らかだ。)それに、四国、九州、中国、四国の支部でもウェブ中継で聞いた人も10数人がいた。このように溢れた会場でセミナーをするのは初めてだった。
そして、途中の発表も上手くいったような気がした。冗談をしようとしたら、笑ってもらったし、計画した内容を計画の時間でカバーした。
しかし、質疑の時間に入ったら、最初のコメントは、「半分宣伝だったので、有料でいかがなものか」という趣旨だった。
時間的に、宣伝が1割を過ぎなかったが、数値の分析ではないだろう。広告色は濃く感じられたそうだ。
反省したら、二つの問題を特定できる。一つは、技術士会の方との事前打ち合わせは不十分だったことだ。特に、私が直接に打ち合わせしなかった。それに、上司の打ち合わせはやはり足りなかった。相手が何を期待したかは不明のままだった。将来に、相手の希望をより明確にしてもらわなければならない。
もう一つは、これは本当に難しい点だ。なぜなら、2時間程度の講演で、英語のロジックの全てをカバーできるはずはない。だから、アプローチの概ねを分かってもらう為の説明と具体例で、理解を深める為の方法に触れることになる。しかし、今のところ、深めるために私たちの提供する講座などしかない。このような教育はないからこそ私たちが提供するからだ。紹介すれば、ちょっと宣伝っぽくなるのは避け難い。
一方、TRPGの編集で学んだことは、積極的に発信された意見は代表的であるとは限らないのだ。セミナーの後でより肯定的な反応もいただいたので、失敗ではなかったと思う。ただ、反省してこれからのセミナーを改善する。