湯田中温泉

旅の続きだ。長野市から長野電鉄の特急に乗って湯田中温泉に向かった。よろづやという温泉旅館に泊まることになった。ちょっと早めに予約して、特別なプランでいい部屋が取れたので、しょうらいそうという歴史のある建物に泊まった。部屋の雰囲気は良かったが、真由喜はすぐにお風呂に入りたがっていた。

浴衣姿の真由喜と人形が床の間でお風呂を楽しみにする
もうお風呂に行こうよ
真由喜は、温泉は大好きだ。温泉旅館も好きだから、ついたらわくわくするし、すぐにお風呂に入りたがる。よろづやのお風呂は入れ替え制度と貸切があるので、先に真由喜がゆり子と一緒に桃山風呂に入浴した。このお風呂は国の有形登録文化財だそうだが、確かに素晴らしい。真由喜がいつもの通り人形を一緒に持っていたが、人はちょっと多かったので、人形が入らなかったそうだ。そして、食べる前に家族で貸切風呂に入浴した。貸切風呂としてかなり広かったので、真由喜がそうとう楽しんでいた。家族で気にせず入るのはやはりいい。ところで、普通は有料だが、無料になった。チェックアウトの時間に請求書にはなかったので尋ねたが。「無料になった」と言われた。たぶん、計上漏れになったが、客に言われたらそうする方針があるだろう。金の斧ではないけれども、いい。

そして、夕飯は部屋で食べた。真由喜は美味しそうなお子様メニューだったが、食べない部分は多かった。その反面、食べた分も少なくなかった。一方、大人の料理は素晴らしかった。本格的な旅館の料理で、続々と出てきて、何でもかんでも美味しかった。量は、食べ切れないぐらいだったが、もったいないと思って頑張った。

朝になったら、朝ご飯は食堂だったが、それも美味しかった。もう一組の家族が泊まって、赤ちゃんがいたが、真由喜が食べ終わったら、赤ちゃんと気持ちよく遊んだ。やはりもうお姉さんになりつつあるよね。食べる前に、私が桃山風呂とその外の露天風呂に入れたが、入ったところで人は多かったが、朝食の時間になったからか、すぐに姿が消えて、貸切状態になった。ゆっくり露天風呂を楽しめたが、やはり目隠しなどで開放感が欠けた。それこそ混浴の利点だよな。食べてから、ちょっと急いで真由喜と一緒に入浴した。真由喜はまだ男湯に入れるので、お風呂をもう一度楽しむことができた。そして、チチェックアウトの時間が迫ったので、人はいなかった。そのお蔭で、人形と架空の狼と遊ぶこともできた。ずっと内風呂で、狼の洞窟に買い物を求めたり、公園で遊ぼうと呼びかけたりした。

もう帰る日になったが、帰る前にもう一つの旅をした。それも、後日に。


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