小布施

長野県の旅行の最後は、小布施だった。長野市と湯田中温泉の間に位置するし、長野電鉄の特急が停車するので、帰り道で寄った。

電車の後ろの窓から山を見る長野電鉄の特急の列車は、首都圏で使われた列車だ。実は、普通の電車も、東急線に見たような気がする。推測するのは、首都圏で古くなった列車は、長野電鉄が買って、活かすことだ。その手段で、経営を可能にできるようだ。特急に、成田エックスプレッスの前の車両が使われるが、それに加えてまだ小田急線でロマンスカーとして走った列車もある。今年の春に小田急線から姿が消えたが、長野電鉄で乗れた。その列車は、一番前と一番後ろは客席だ。運転士が上に座るからが。だから、眺めは素晴らしい。長野電鉄は自由席だから、一番前に座れなかったが、一番後ろの席を獲得した。湯田中温泉からの電車が山を後にするので、後ろのほうが良かっただろう。真由喜も眺めを楽しんだが、私もロマンスカーで機会を見逃したので、できてよかったと思った。

真由喜が栗のアイスを食べる小布施と言えば、栗だ。お昼の時間に到着したので、桜井甘精堂というレストランまで歩いて、お昼を食べるつもりだった。しかし、レストランには観光客は多かったので、待つことになった。買い物を入れて一時間位待ったら、テーブルに案内してもらったが、真由喜が拒否した。畳の座席が欲しかったそうだ。それを待っていた間に、真由喜のお腹が益々空いてきて、真由喜の機嫌がどんどん悪くなった。結局あんないしてもらったのは最高の座席だった。和風の中庭を見下ろす窓の隣で、眺めは大変良かったが、真由喜がぐずりまくった。お昼がきたら、真由喜の食事を促したが、最初は食べたがらなかった。やっと食べさせたので、食べる次第機嫌が直った。だから、食事の最後までに楽しく食べられるようになった。食べ物自体は美味しかった。私がもちろん栗の入ったご飯を食べたが、他の食べ物も美味しかった。ただし、真由喜のことを考えれば、待つ時間は長過ぎた。次回に、この問題に配慮しなければならない。

食べたら、残っている時間は多くなかったので、町並みを楽しみながら散歩した。栗のアイスを売るお店を見つけて、アイスを買ったが、真由喜も気に入った。ところで、写真で日差しは強くて、真由喜は暖かそうだと思うが、実は寒かった。それなのに、ちょっと厚い服を提案したら、真由喜が強く反発して、逃げた。「寒くないの?」と何回も他の人に聞かれたが、東京に帰ったら、新幹線の中で半分寝ている真由喜に上着を着せたが、東京駅で乗り換え中ホームの間に歩いていたところ、真由喜が上着に気づいて、早速脱いだ。その時点で諦めた。

小布施の町並みだが、オープンガーデンという制度がある。中心のお店などの庭は出入り自由になっている。それは、ゆり子が特に見たかったことだった。イギリスでも同じようなイベントがあるが、やはり日本で和風の庭は多かった。時間はちょっと限られたが、楽しかった。

前述の通り、帰りの新幹線で真由喜が寝たが、楽しい家族旅行だった。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ: