書評

大修館が出版する『英語教育』の5月号に拙作の『英語のロジック』の書評が載っている。これはありがたいことであるのは言うまでもないだろう。本の存在さえ知らない人に読んでもらう可能性は一切ないからだ。その上、書評の内容は肯定的だから、興味を持たせるのだろう。

今まで本を何冊も出版してもらったが、やはり書評を読もうとするときはまだドキドキ。私の作品を評価してもらうかどうかはもちろん気になるが、歴史的な傑作に対する厳しい評価を出す人もいるので、否定的な書評に落ち込ませさせるわけにはいかない。それより、公的な書評で作品の欠点を妥当に指摘する書評のほうが気になる。

一般的には肯定的だから、書き手には趣旨が分かったのは明らかだ。だから、適切な基準を使って出来上がりを測ったとも思える。それなのに、問題を見つけたことは、当然気にする。本当に問題であるかどうかを考えて、そして直し方を考えようとする。しかし、作品はもう出版済だから、今の時点で直せない。特に、ピンと来る指摘であれば、出版する前に誰かが言ってくれたのにと思うようになる。

ただし、書評された作品で何も直せないとはいえ、次の作品もあるので、次回の作成に貴重なご意見を活かすことはできることを念頭に置いて、前向きに受け取るのは方針だ。

方針の通りに必ずできるかというと・・・


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