何の仕事でも、雑務と本務があるだろう。簿記などは雑務で、物売りは本務である小売店もそうだし、掃除は雑務で接待は本務のレストランもどうだ。製造業の経験はないので、雑務はどうなるか分からないが、英語を学ぶこともあるだろう。本務はもちろん物作りだ。
私の仕事もそうだ。日本論理検定協会で、本務は検定や教材の開発だが、先日中央大学で検定を実施したので、それに伴う雑務が発生する。様々な報告の準備や確認があって、メールのやり取りなどもある。幸い、今週それを片付けたので、来週から結果の分析に専念して、検定の開発の本務に転換できるようだ。
編集や執筆の仕事もそうだ。今週、原稿の感想募集の準備や編集の相談で一拝だったが、先ほど原稿を配布して、感想を待つことになったし、相談が必要になった件の殆どは解決できた。だから、今日の残りや来週、この仕事も本務に専念できそうだ。
本務はやはり仕事に就く理由だが、雑務のほうが楽であることは否めない。簿記などの想像力や創造力は一切必要ではない雑務で、休憩した気分で、仕事を進めた気分でもある。でも、雑務は多すぎれば、仕事は本格的に進まないよね。
ところで、ブログを書くことも雑務だね。本務に切り替えなければならない。