隠岐島での撮影の合間に、神社に参拝させていただいた。監督がこのブログで私のことを知ったので、神社に興味を持つこともよく分かったようだ。
その最初は、中ノ島に鎮座する
一目で本殿は大社造りに見えるが、看板を見たら隠岐造りだそうだ。大社造りに似ているし、隠岐島以外には見えないだろうから、この間違いを恥じない。もう一つの看板によると、大船若経も持つそうだ。これは、神仏分離まで行われた五穀豊穣の祈願のために使われたそうだ。隠岐島で廃仏毀釈の運動は激しかったそうだが、やはり神仏習合は江戸時代に盛んになった。
まっすぐな参道が田圃を縫いて神社に至る。地元の神社の理想を象徴する佇まいであると言えよう。