川崎市の市役所通りで歩道を二つに分けて、歩道と自転車道を作っている。出来上がったら、自転車での移動がちょっと楽になるが、歩行者が自転車道に入ることは多いのは確実だから、スムーズに走れるとは思えない。それでも、政策としては歓迎したい。
市内の移動方法として、自転車は良くて、推薦すべきだと思う。汚染は少ないし、健康にもいいし、駐輪場には広い面積は不要だし、自転車同士の事故や自転車と歩行者の事故で死者があることは、自動車の事故と比べたら少ないので、多数の面から見ても有利である。ただし、現在の体制でやりにくい。自動車と一緒に自転車を走らせると、事故のリスクが高くなる一方、歩道で走ったら歩行者の間を縫わなければならない。気軽に自転車で移動できない。
だから、自転車道の網を設けた方が良いと思う。もうの一部として、自転車の高速道路があると良いのではないか。つまり、歩行者も自動車もない自転車が自由に走れる走路だ。自動車の高速道路と同じように、インターで一般道路に降りられる場所も必要だが、市を横断したり、主な中心地に行ったりすることを簡単にすれば良い。川崎の場合、新百合ケ丘、溝の口、小杉、そして川崎駅周辺は最低限のところだろう。溝の口から渋谷へ自転車の高速道路を延長したら、首都圏での自転車移動を促進するだろう。
高速道路とつながる道にも、自転車が楽に走れるように工夫しなければならない。現在、歩行者と自動車を分けるが、歩行者、自転車、自動車の三つの道を作らなければならない。インフラ整備は大変だろうが、それでも有意義な公共事業にもなると思う。
環境問題から考えれば、健康から考えれば、安全から考えれば、都会の中で乗用車の使用を最低限に抑えるべきのんではないかと思うが、そうするために他の選択肢を提供しないと行けない。自転車道はそのような政策の一環になる。