久しぶりに英語について投稿する。私のレッスンによくある間違いをまた説明するが、今回は「except for」と「apart from」の違いを紹介する。
「except for」は例外を指摘する。従って、「except for」を使う場合、通常のケースは必要だ。「except for」に続くものは、通常と違うという意味だ。「All Japanese citizens have a family name, except for the Imperial family.」は例になる。通常の場合、日本国籍を持つ人には苗字がある。他の国は別かもしれないが、日本では、これは通例だ。しかし、例外がある。それは皇室だ。
一方、「apart from」は、一部を除外する表現だ。例外と言う前提はない。単純に、一部はこの話に該当しないという意味を伝える。例えば、「We have tested everyone apart from the 1st years」と言えば、一年生以外の試験は済であるという意味です。ただその事実を言う。「We have tested everyone except for the 1st years」といえば、一年生は例外だから、試験の対象外になるのではないかと思われる。「apart from」を使ったら、ただ一年生はまだだと言うことは思わせる。一年生は例外ではないので、2年生以上と同じように試験するが、まだしていないのような印象だ。
もちろん、どちらでも良い場合は多い。一部を除外する理由は、一部は例外であるからだという場合は多いからだ。とは言え、書き換えられない場合もある。特に、該当しない一部は例外ではない場合は、「except for」を避けるべきだ。「except for」は適切であれば、「apart from」は間違いではない。例外として除外するのは、除外するの一部だからだ。それでも、「except for」のほうが良いことは充分ある。例外である場合、その事実も示唆するべきだ。
このように意味が似ている表現は特に難しいが、区別の根拠を把握すれば、正しく使えると私は思う。