先日、ウェブで天才の働き方についての記事を読んだ。早起きの人もいれば、正午が過ぎないと現れない人もいた。早起きは多かったそうだけれども。その中の詳細を見たら、より多様多彩になる。毎日30分執筆する作家もあるが、長い間何も書かずに急に一日中本を書く人もいる。やはり、執筆する方法は多い。しかし、天才の働き方しか見えなければ、一般の人には役に立たないだろう。天才は天才で、普通の人の働き方とは無関係と思っても良い。それでも。普通の人の働き方もそれぞれであると私は思う。今日、自分の働き方について書きたいと思う。
まずは、仕事のないようによって変わるのは前提だ。執筆の方法と教える方法には共通点もないと言って良いほどだ。
教える方法は、生徒さんと向き合って、生徒さんのニーズに合わせて対応する。このブログで数回このことについて書いたので、今日省略する。会議なども同じだ。これは比較的に楽な仕事だが、もちろん長く続けば疲れてしまう。
そして、事務的な雑務は、簡単に並べて、順番に片付ける。一気にするのは好きだから、できれば最初から最後までしたいのだ。これも、楽だ。
編集の仕事は実は、雑務に似ている。主な相違点は、最後までする力はない場合は多いことだ。編集には十数時間がかかることは多いので、一日にはできない。ずっと働いてもできないし、実は6時間は普段の限界である。ただし、編集を始めようとすれば、すぐにできるので数日に分けることは簡単にできる。最初はペースがちょっと遅いので、できれば一時間以上がある時にするが、15分でもちょっとできる。
最後に、執筆の仕事だ。これは一番難しくて悩ましい仕事だ。始まる前にどれほど進行するかは、分からない。そして、数時間があるのは必要不可欠に近い。限られた時間に書ける場合もあるが、珍しい。普通は、パソコンの前に座って、考える。一、二時間何も書かないことは多い。座り続ければ、考え続ければ、頭の中で何かが揃ってきて、書けるようになる。それから、集中して書くのは一番。途中で他の用事に呼ばれたら、その流れが止まるのでまた流れに乗るために、パソコンの前で数時間座らなければならない。昨日は典型例だった。午前10時から執筆に臨んだが、お昼まで殆ど書けなかった。合計で数百語かもしれない。その上、メモの程度で、作品にそのまま使えない。ただし、お昼を食べたら、午後1時半ぐらいから流れに乗って、5時ぐらいまでに3000語以上出せた。これは、作品に使えそうな内容だ。
だから、私の理想的な形は、一日を丸ごと執筆にすることだ。できる場合はちょっと少ないけれども、頑張っている。
もちろん、このやり方は私だけだ。他の普通の人も、独特なやり方があるはずだ。