昨日の朝、白幡八幡大神にお参りしたところ、手水舎は氷っていた。氷の層は薄かったし、私の前の参拝者が割って手水をしたようだった。しかし、朝の日差しで輝いた氷は美しかったので、写真を撮った。最近本格的な寒さになっているよね。
そして、話は一変になるが、ブログに載せる連載小説の思い浮かんだ。実現すれば、ちょっと長い方の短編小説になるかと思える概念だから、その側面を考えれば、ブログに連載することにぴったりだ。数十万字に及ぶ小説はこの計画に適していないのは明らかだろう。まずは、長くブログを独占するので、他の書きたいことはできなくなる。そして、終えられるかどうかが曖昧になる。だから、ちょっと短い小説は良い。
しかし、このアイデアは、私の良く書くSFやファンタジーから遠ざかる。普通の現代を舞台とする話だ。そして、人間関係を中心とする。英語でもこのような小説を書いたことはないので、日本語で挑戦すればできるかは、不安だ。それに登場人物を日本人とするが、現実的な日本人に見えるかどうかも心配だ。
さらに問題になる点がある。この話の中枢は、性的な出来事だ。内容のほとんどは出来事から発生する波紋だが、テーマがそのようなことになるし、少なくとも一つの性行為をかなり詳しく描写しなければ、話がなさない。作成したら、登場人物の行動に就いて考えさせたいのだから、私がその行動に賛同するかどうかも曖昧のままにするつもりだ。小説で判断や結論を押し付けるわけにはいかない。何かを描写して、読者の反応に任せるのだ。
だから、書くべきかどうか心配する。今のところ、書く方に傾いているが、連載が始まるのはまだ先の話だから、気が変わるだろう。
ちなみに、昨日の仕事の努力の大部分は、小説の発想を抑えて、仕事に集中することだった。ロジックの講座の全体像を考えているところなので、頭をある程度自由にさせないと何も思い浮かばない。ただし、そうすれば話の展開が思い浮かんでしまった。悩ましかった。小説のメモ等を一切せずに集中しようとしたが、どうだったろう。実は、全体像に近づいたような気がする。視点がちょっと変わったが、それでよりストーリーがある計画の輪郭が見えてきた。この輪郭を概要にするのは、来週の仕事だろう。二年が経った今では、実は大学院の時代の研究の内容に立ち戻ったようだ。15年前の考えから今のための手助けを得られるだろう。
今の全体像の明らかな利点は、既存の教え方や立場と違うことだと思う。(少なくとも、私がこの方向を見たことはない。)だから、差別化が簡単になる。不利であるのは、新しいことを世に出す困難さだ。だから、受け入れ易い形にすることにも努力しなかればならない。