一昨日、ドイツから来た友達と一緒に北川景子さんが主演する『悪夢ちゃん The 夢ovie』を見に行ってきた。公開からもう一ヶ月以上が経ったので、まだ上映中の映画館を見つけるのは簡単ではなかった。結局、お台場の映画館で午前10:55からの上映があったことが分かったので、あそこで見た。
入っていたのは、私と友達だけだった。二人のための上映だった。まるで昔々北川さんの『チェリーパイ』という映画を映画館で見に行ったときかのようだった。もちろん、状況がかなり違うけれども。
結論から言うと、映画は良かった。この投稿でちょっとネタバレになるので、まだ見たい人は、これ以下読まない方が良いだろう。
では、なぜ良かったのだろうか。先ずは、連続ドラマの延長線上に立った話だった。主に登場人物が共通したが、転校生が新しい展開を齎す。(ところで、キャスティングと撮影の間に急激成長期に入ったかもしれない。小学生として背は高かった。確かに、私の小学校の親友はそれより背が高かったが、大人になってからアメリカでプロバスケットをやったので、異例だった。)
連続ドラマを見なくても映画が分かると思うが、ドラマの結果は見えた。例えば、子供たちは予知夢のことを当たり前かのように扱って、ドラマでの問題解決からのヒントをとった。先生方の関係もそうだった。それは、テレビスペシャルでちょっと欠けた要素だったと思った。連続ドラマの最初の状態に戻っていたかのうように感じた。映画では、彩未先生の過去からの新しいことを導入したが、それはありそうなことで、それにドラマで出てこなかったことは当然だった。施設で一緒に暮らしていた子供の一人のことだったので、そのような子がいたのは当然だし、ドラマの話と特に関係しなかったので、出てこないことも当然だった。つまり、映画のドラマとの連携はうまくできたと思った。『謎解きはディナーの後で』の映画もそうだったけれども、『謎解き』ではキャラクターの発展はあまりなかった。そのようなドラマではなかった。一方、『悪夢ちゃん』はキャラクターの発展の過去の謎を究明することを主なテーマにしたので、連結がうまくいったとは限らなかった。
そして、映画のテーマは悪夢ちゃんらしかった。と言うのは、親の自殺、DV、殺人の思いテーマばかりだった。小学生が主な登場人物であるとしても、子供向けであるかどうかは曖昧だ。確かに、問題はいつも解決されるし、その解決は人の干与によってであるので、人生の問題との対応が学べるだろう。それでも、ちょっと怖いかもしれない。
とにかく、映画は楽しかったし、よく構成されたと思う。映画館で、それに特別上映の雰囲気で、見られて、本当に嬉しく思う。