金華山黄金山神社

東北の旅が金華山黄金山神社へ続いた。去年もこの神社へお参りしたので、二回目だった。経験を生かして、もう少しうまく行った。まず、石巻市のビジネスホテルで止まったので、駅前から出発するバスに簡単に乗れた。そして、バス会社の窓口で回数券を買うことも分かった。石巻駅から鮎川港までのバスは片道1470円だから、千円でかえる100円分の回数券を二つ買ったら、200円お得になる。そして、バスが鮎川に到着すれば、終点ではなく、牡鹿公民館前のバス停で降りたら、レストランに近いことも分かったので、降りた。

お昼は、お寿司だった。美味しかった。

金華山は島だから、船に乗らないと渡れない。去年行ったら、鮎川からしか行けなかったが、金華山での桟橋の復興が進んだので、女川からの定期便が再開した。しかし、日曜日にしか運行するので、私は使えなかった。(それに、出発時間までに女川に行けなかった。)だから、また女川からなべちゃんという海上タクシーに乗った。一人で乗れば、片道は1万5千円だが、仕方がない。

島に着いたら、荷物を部屋に置いて、ご祈祷を執り行ってもらった。去年も指摘したと思うが、金華山ではちょっと独特な形がある。先ず、参列者には「清掛」と言われる物を着てもらう。それ、白いジャケットのようなものだ。そして、祝詞を奏上する間に、護摩を焚く。この両方は、お寺の仏事に似ていると思うが、明治維新の前には金華山では神仏習合が強かったと思える。

他の神社と似ている点は、ご祈祷で巫女舞があることだった。ここで気づいたことは、巫女さんの動作は凄かった。二人できちんと揃って動いたので、舞も他の作法も印象的だった。

翌朝、一番のご祈祷に参列した。去年、丘の上の本殿まで上がったが、それは特別の祭りの期間中に限られるので、今回は中腹の祈祷殿で執り行われた。その後で、帰るまで時間が残ったので、ちょっと散歩に行った。いつか、山頂にある奥の宮へ参拝したいが、今回も、去年と同様、霧が上がらなかったのでできなかった。

一方、霧のおかげだったかもしれないが、島に棲む鹿やお猿が下まで来たので、見えた。その中で、子猿も子鹿もいた。可愛かった。特に、子猿は三匹だったし、一緒に遊んでいた。写真をとったが、まだアップできない。

今回、参籠するのは私だけではなかった。高知県から来た三人もいた。晩ご飯で話したし、翌朝もご祈祷の後で話もできた。この方によると、私は近松門左衛門の生まれ変わりであるそうだ。

そうならば、日本語が著しく劣化したな。


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