賭博の誘惑

賭博の誘惑は、人間がその興奮に乗じて、次から次へお金を出すことだ。カジノなどがこの弱点を捕まえて商売を行う。しかし、生理的な依存はないようだし、依存になる人は比較的に少ないそうだ。短期間で将来に大きな問題を与えることをすることはこの誘惑の問題点であろう。

だから、まず賭博を合法とするべきである。違法であれば、規則は定められないからだ。規則で国民を守るのは妥当だろう。社会への悪影響は個人への損害から発展するので、個人の被害を抑えれば、社会の被害も少なくなる。現状より抑えられるとも思われる。

では、制限はどうすれば良いのか。この場合も、麻薬と似ている方法が効くのだろう。つまり、即時の賭博には制限を設けて、その制限を越えるために予約を必要とする。具体的に言えば、即時賭博は1日¥1000をかけることを許すのは良かろう。(最低賃金で働いている人でも、¥1000は耐えられる被害になるだろうし、低所得者は賭博に特に弱いと言われる。)もちろん、賭博で勝ったら、そのお金を使い続けることを許す。目的は1日の被害を制限することだ。

予約は、¥20000まで予約の時点でお金を出して、一気に賭博する権利を買うこととすれば良かろう。(数字はただ具体化するためである。このような感じを考えているが、詳細は当然調整される。)その翌日以降、そのお金を使ってギャンブルできる。例えば、カジノでチップスをもらう。パチンコでそのお金までの玉をもらう。(その形だよね。賭博も、経験はほとんどないので、誤解がある可能性もある。)¥20000の制限を越えれば、まず予約を意向を示して、そして24時間以降後でお金を収めて、さらに24時間が経ったら賭博が許される。狙いは、つい賭博することをなるべく抑えることである。計画的にこのようなことはしたい人は、大きな迷惑にならないが、計画しないと高額の賭博はできない。

なお、借り入れたお金を賭博に使うのは危うい。特に、カジノから借り入れることを全面禁止とする。一方、クレジットカードの利用を許しても良いだろう。カード会社は返済能力を全面的に見ているからだ。利用可能金額を越えれば、もう使えなくなる。同じように、銀行からの借金も、客観的に見てから融資するので、問題はないだろう。簡単な借金は、賭博に使うのを違法とするべきだろうが、実際にそうする方法は難しい。例えば、お金の全てを賭博で費やしてから借金を組めば、事実上その借金を賭博で使ったが、制度的に防ぐことはできないだろう。つまり、賭博と関わる個人や法人には、お金を貸すことを禁じれば十分だろう。

麻薬のために免許を必要とすると述べたが、賭博はどうだろう。今のところ、必要としない意向である。賭博には生理的な働きはないので、繰り返す人は楽しんでいるから繰り返す。ただし、免許はなければ、1日の制限を越えるためにカジノを転々する行為をどうやって防ぐのだろう。一つの可能性は、賭博ができる場所を離れさせる方針である。例えば、カジノがあれば、5キロ以内もう一つのカジノを設けることを禁じる。移動時間で事実上の制限が出る。そして、インターネット上のギャンブルを禁じる。もう一つの方法は、免許を発行して、その免許と連携させることだ。ただし、国家の介入を必要以上拡大させたくない。

子供への方針は難しい。生理的な依存は恐れないので、全面禁止はすぐに許すことはできない。一方、習慣として良くないので、特に抑制したいことである。もしかして、賭博は「とりあえず、禁じる」の範囲に入る。つまり、どうすれば良いかは明らかではないので、当分の間禁じる。研究と検討ができたら、方針を改めることもあるだろうが、禁止方針の方が安全だろう。


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